PERMANESCENCE

HACHIRO KANNO
Cérémonie du thé

神野八朗が創造したペルマネッサンス(永遠の瞬時)というコンセプトは

仏教や茶の湯の精神にもまた深く融合する

この茶会もまた神野八朗のペルマネッサンスとなる

フランス・パリ市、モンマルトルの丘にあるアトリエ、バトー・ラヴォワールまたは洗濯船 (Bateau-Lavoir) は
ピカソ、モディリアニを初めとする、アーティストが集まった史跡として有名な場所でもあります。
そのアトリエを貸与されているただ1人の日本人として、今もなお制作活動を続けるアーティスト神野八朗。
神野八朗は、第1期フランス政府給費留学生としてフランスの美大に進学し、洋画を学びました。
その傍、自らの故郷である日本への憧憬を和洋を織り交ぜた表現として昇華させ、 半世紀以上も一貫してその表現を進化させ続けています。
世界40カ国以上で旺盛な展示活動を行う中、今回は日本での初の凱旋展示となりました。

神野八朗はまた、幼少期に触れた茶の湯を忘れることなく、パリのアトリエに自ら中二階の茶室を作り、 日本の物資が限られる中、ただ心を込めた一服の茶で、世界中の人をもてなしてきました。
今回は、神野八朗のペルマネッサンスを作家本人とともにご覧いただき 表現と共にある茶の湯との関わりを感じていただく一席となれば幸いです。

日時

八月三日(土)・四日(日)

茶室 龍生軒
京王線 府中駅前

八月三日(土)会費8,000円
濃茶、薄茶二服、作家ギャラリートーク
各席7名 席入時間
9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時

八月四日(日)特別茶会 会費30,000円
作家ギャラリートーク
濃茶 肥後古流 江上大輔
薄茶 太宰府藤丸
点心 西麻布ときわ
各席6名 席入時間
9時 10時 11時半 13時 14時 15時

作家

神野八朗 Hachiro Kanno

主な活動歴
1967年 武蔵野美術大学 油絵科卒業 
1968年 第1期フランス政府給費留学生に選抜され渡仏
1973年 パリ国立美術大学 絵画科 壁画科卒業
1979年 パリ市よりモンマルトルのバトー・ラヴォワールを貸与される

フランス パリ日動画廊を拠点とする。
ドイツ、アメリカ、イタリア カナダ、ハンガリー、チュニジア等の各国、
あるいは在スイス、チュニジア、トルコ、アルジェリアの日本大使館、
そのほか、パリオペラ座の(演目:Year of horse)の舞台装置、衣装、出演など、
延べ40カ国以上100箇所以上で個展やインスタレーションを行う

お申込み

ご希望のお時間を第3希望までご登録いただき、ご連絡先と合わせてお送りくださいませ。
お茶券代はご予約から一週間以内にお振込みにてお願いいたします。
会費のお振込を確認後、予約確定とし、お席のお時間と詳しい場所をメールにてお知らせいたします。

※※ 三菱UFJ銀行 府中駅前支店 普通0039223 江上大輔 ※※

キャンセルポリシー

・1週間前までのキャンセルは無料 
・3日前までのキャンセル料は50%
・前日、当日のキャンセル 茶券の100% 

のキャンセル料を頂戴いたします。

特別
茶会

特別茶会 ー本会に合わせた趣向で ー

8月4日(日)の特別茶会では、本会の趣旨に合わせた

特別な御菓子と御料理をご提供いたします。

和菓子調製處 藤丸

福岡県太宰府市にて、四季折々の茶席を彩る茶席菓子を調製する銘店。
様々な茶人に愛された菓子を作りつづける店主に今回の趣向に合わせ、菓子をお作りいただきます。

西麻布ときわ

銀座の名店「馳走啐啄」が西麻布に移転し料理人の原点となる茶事の心を大切にしている名店。
長きに渡り研鑽を積んだ料理長が、茶の湯のもてなしを踏まえながら、今回の趣向に合わせた料理をご用意下さいます。

龍生軒

神野八朗のコンセプトの根底にある茶の湯

本会では府中にある中村昌生氏設計の茶室がその舞台になります

茶室 龍生軒

茶室建築の第一人者として知られる、中村昌生氏(京都工芸繊維大学名誉教授)が晩年に手掛けた茶室。

府中駅前のタワーマンションの別棟を全て茶室に当て、プライベートな空間で心の赴くままにお茶を楽しめるように設計されいます。

四畳半原叟床の小間
表千家松風楼写しの広間
立礼席
以上三席から構成され、表千家而妙斎宗匠の筆による扁額を掲げます。

毎月第二日曜日に開催している月釜、その他茶事や茶会など多くの催しがなされています。

府中駅南口改札を出て最寄りの入り口から、
ライオンズタワー府中の敷地内にお入りいただき、
タワーを右手に左側のコンクリートに囲まれた
建物が龍生軒です。

詳しいご住所は、ご予約確定後にあらためてご連絡いたします。

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